リュウビンタイモドキ

  • リュウビンタイ科 MARATTIACEAE マラッティアケアエ
  • リュウビンタイモドキ属 Ptisana プティサナ
  • リュウビンタイモドキ boninensis (小笠原の) ボニネンシス

小笠原諸島のリュウビンタイ科植物は、以下の2種。

  • オガサワラリュウビンタイ(リュウビンタイ属Angiopteris)
  • リュウビンタイモドキ(リュウビンタイモドキ属)

オガサワラリュウビンタイは、図鑑によってリュウビンタイやホソバリュウビンタイと記述されているが、学研の日本産シダ植物標準図鑑1によると『ホソバリュウビンタイに含まれることもあるが、分枝系統解析では両種は別系統であることが示唆されている。偽脈はリュウビンタイより長いが、ホソバリュウビンタイより短い。』とされ、小笠原の固有種として示されている。

リュウビンタイモドキは、リュウビンタイモドキ属であり、リュウビンタイやオガサワラリュウビンタイの属するリュウビンタイ属とは別属。リュウビンタイ属とは、胞子嚢は複数が癒合して単体胞子嚢群を作ることから識別される。

葉柄の基部に鱗片がつくのが、わかりやすい識別点
新芽
偽脈はない

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